MUSIFYという名前の意味
この教室のMUSIFYという名前について書いてみたいと思います。
MUSIC(=音楽)のスペルに似ていますよね。
音響用語に、SONIFICATION (ソニフィケーション=音響化) という単語があります。
例えば、
本来音を伴わない棒グラフのようなデータを
音で表すことによって、より直感的に分かりやすくすることです。
この単語を "音響化する"という動詞になると、SONIFY(ソニファイ)となります。
SON というのは、ラテン語で音という意味です。
(某SONYさんの語源ですね!)
音を表す言葉として、もう一つ外せないのが AUDIOという単語です。
こちらは "オーディオ機器" などの言葉から、よく耳にすることもあると思いますが、
この単語では、もう少し "聴く存在としての自分" という意味が出てきます。
私の外に存在する音、
内に存在する音。
音を聴く自分、
聞かれる自分。
音響化すること、
感受すること、
それらを超えて、音楽化すること。
「SONIFY, AUDIFY, MUSIFY.」
2016年に東京経済大学でおこなったワークショップのタイトルでもあります。
音楽とはなにか?
を多元的に考えながら、自分をとりまく世界を音楽化していく試みを
皆さんと一緒におこなっていきたいと思っています。
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